月別アーカイブ: 6月 2013

アベノミクス

昨年の暮れに、政権が交代して
「アベノミクス」という言葉をよく耳にします。

安倍総理の政策として
「まずはとにかく、デフレ解消・経済再建・景氣回復。」というのは
ありがたいことではあります。

実際に、株価があがり、いきすぎの円高も
是正されつつあり、ムードは少し明るくなってきたように感じます。

しかし、現実としては
未だ、一般の店頭において、お金が動き始めて
活性化してきたなという実感は乏しいと思います。
その前段階において
一部の、輸入中心の生活必需品が値上がりして
ちょっと困ったなというのが、実態かもしれません。

国光株式会社も、お値ごろ衣料品に関しては
もはや中国を中心とした輸入品を欠かすことができないなかで
一部の秋物商品については、
商談が難しくなっているものがあります。

実際の景氣がよくならず、物価と税金だけがあがると、
さらに消費にブレーキがかかってしまうのではと感じます。

大阪に出張したときに、本町からなんばを歩いていて
見かけた風景です。

大きなダイソー様がオープンして
たくさんのお客様で、にぎわっておりました。

道頓堀には、「フォーエバー21」が出店して
購入した袋をかかえた女性を、たくさん見かけます。

いわゆる、ミナミエリアの衣料品は
「ユニクロ」
「G・U」
「H&M」
「フォーエバー21」といった
ファストファッションのお店が元氣であり
長年のデフレ感覚の延長で
まだまだ、お値段については、シビアなのかなと感じます。

しかし、たとえば「病は氣から」というように
ムードというのは、とても重要です。

少なくとも、一年前より、ムードは確実によくなってきました、

「アベノミクス効果」が、一般消費者にも恩恵をもたらし
店頭が活性化されることを期待しています。

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ビエント高崎

ビエント高崎の展示会館(旧問屋町センター)は
ただいま、建て替えの工事中です。

長年見慣れた建物が
あるべき場所に無いというのは
未だに違和感を感じます。

展示会館だけでなく、
エクセルホールと1Fフロアも改装しています。
以前、喫茶スペースがあった場所は
ずいぶんきれいになりました。

館内の会議室案内は
今風の、薄型テレビによる掲示板に変わりました。

この日は見ることができませんでしたが
エクセルホールの床も、全面フローリングになったそうです。

展示会館は、来年の春に完成予定です。

どのように生まれ変わるのか?
今から楽しみであります。

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神様のつかい

自分は、三重県の営業エリアを担当させていただいています。

三重県といえば、今年は「式年遷宮」ということもあって
「おいせさま=伊勢神宮」です。

高崎から三重県には、普通にしていたら
なかなか出かける機会がありませんので
出張したときは、役得ということで
なんとか時間をやりくりして
「おいせさま参り」をしてきています。

もっとも、「内宮」は混雑していて、時間がかかるため
いつも、「外宮」のみ、お参りしています。

もちろん、自分のことだけでなく
会社と、会社に関係している全ての皆様の、
開運と健康をお願いしてきます。

「おいせさま」は、鳥居をくぐって、敷地に足を踏み入れると
なんともいえない空氣が漂っています。

いままでに、いわゆる「パワースポット」の神社や寺院には
いろいろ行ったことがありますが、
ここは、別格であると感じます。

本殿のそばに池があり
亀と鯉が、ゆったりと泳いでおりました。
いわゆる「神亀」と「神鯉」なのでしょうか?

ここでは、最大の天敵である人間に
手を出されることがありませんので、平安そのものです。

厩に人だかりがあったので、何事かと思ったら
神馬がおりました。

今までに、けっこうな回数、お参りに行っておりますが
神馬にお目にかかったのは初めてです。

神馬は、きれいなことはもちろんなのですが
見ていると、ぞくぞくするような、雰囲氣と存在感がありました。
ひとことで言うと「幽玄」といった感じでしょうか?

神様のつかいに出会えましたので
パワーをいただけたのではないかなと思います。

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経営理念

3Fの事務所にいたら
窓の外から、なにやら声が聞こえてきました。

何事かと思って外を見てみると
遠くに見える、新幹線の高架下で、
どこかの会社の皆さんが
大きな声で、「経営理念」を唱和しておりました。

こういうことは、アナクロだと言って
怪訝な顔をする人がいるかもしれませんが
実は、とても重要なことです。

わが師である、稲盛和夫様いわく
「経営理念・いわゆるフィロソフィーは
 常に、経営のど真ん中に置くべきである。
 それこそ、耳にタコができるまで、繰り返し唱和して
 潜在意識に透徹するまで徹底しなくてはいけない。
 その上で、実際に、現場での行動に置き換えて
 血肉化しなくて意味がない。」
と言われています。

また、聞いた話では
「ノーベル賞を決めるときの選考委員は
 まず、ノーベル賞の基本理念と憲章を
 全員で確認したうえで、作業をはじめる。」
ということです。

つまり、「基本理念」というものは
もっとも重要なものでありながら
常に確認して検証していかないと
いつのまにか、違った方向に向かってしまうからです。

ゆえに、定期的に、皆で唱和して確認するという
地味で単純な作業が必要なのだと思います。

弊社でも、日々のミーティングでは
まず、自社の経営理念を確認することから始めています。

結果が、なぜか、でなくなっていたり
方向を見失ったりしたときは
いつも、基本=経営理念を見直すようにしたいものです。

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水と健康

わが社は、先代社長の時代から
「健康」には、強い関心をもっており
いろいろな勉強会をおこなってきました。

中でも、「水」に対する意識は高く
会社にも自宅にも、
会社に斡旋してもらった浄水器をとりつけています。

人体の大半は「水」であり
良い状態の水を摂取するか否かは
健康を維持するために、とても大きな問題だからです。

わが家が使用している浄水器は
活性炭とサンゴの砂で濾過するというタイプのものです。

活性炭が塩素を除去したうえに
サンゴ砂で濾過することによって
カルシウムなどのミネラルが摂取できるというしくみになっています。
カルシウムイオン効果によって、弱アルカリ性の水となります。

久しぶりに、各種の水を、PH(ペーハー)チェックしてみました。

PHチェックすることによって
アルカリ性か酸性かがチェックできます。
赤くなったら酸性・青くなったらアルカリ性です。

ちなみに、以前、積もっていた雪をテストしてみたら
真っ赤になりました。
つまり、高崎あたりに降っている雪は、
強度の酸性だということです。
酸性雨問題というのは、
身近なものなのだなと実感させられました。

向かって右から
①わが家の浄水器の水
②トップブランドのミネラルウオーター
③水道水
④某食品スーパーの店頭にて
 給水サービスされている水
となっています。

結果は、
①わが家の浄水器と、②ブランドもののミネラルウオーターは
アオくなったので「アルカリ性」
③水道水は、グリーンなので「中性」
④スーパーで給水サービスされている水は
キイロになったので「弱酸性」
ということになります。

つまり
①と②は、塩素ナシで「アルカリ性」。
③は、塩素消毒されていて「中性」。
④は、不純物混入ナシで「弱酸性」ということになります。

スーパーの店頭で、タンクを購入すると
水を無償でサービスしています。
あの機械は、
塩水を真水にしてしまうような濾過機能があるとかで
不純物はほとんど入っていないようですが
水そのものは、弱酸性だったというのを知って
ちょっと、意外でした。

以前は、
「水」は、買うものでなく、水道から出るもの。
「塩」は、専売公社の食塩オンリーでした。

ところが、現在は、
水も塩も、値段と種類において、多種多様になってきています。

どのようなものに、いくらのお金をかけるか?
ということは、百人百様です。

水も塩も、身体の健康を維持するために
もっとも重要な要素です。

しっかりチェックして、
できるだけ良いものを選びたいものです。

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こころが温かくなったこと

三重県に出張したときに、見かけた光景をご紹介します。

志摩市・大王町にある
「ホテル近鉄・アクアヴィラ伊勢志摩」様のお客様通用門です。

正面の自動ドアが閉鎖されて、
脇から出入りするようになっていました。

なぜかというと、しめ縄のうえに、つばめが巣をつくり
赤ちゃんがいて、ふんが落ちてくるからです。

昔は、5月になると、
そこらじゅうの軒先につばめが巣をつくっていました。

最近は、諸々の環境の変化のためか
めっきり見かける回数が減りました。

つばめは、害虫を食べるので、益鳥といわれており
また、つばめが巣作りをした家庭には
幸運を運んでくるとも聞いたことがあります。

弊社の旧社屋にも、昔、つばめが来ておりましたが
フンの害には、閉口したものでした。

こちらのホテル様では、
お客様の通用門の上につくられた、つばめの巣を除去せずに
小さな生命を守るために、お客様にも協力をお願いしています。

なんとも、心温まる、美しい光景ではないかと思います。

日本人は、古代の時代から、自然と共生してきた民族です。

身のまわりの自然や、小さな生命を慈しみ
大切に守ってきたことは、日本が世界に誇る文化だと思います。

日常業務において、
自然と生命を大切に守るという姿勢で営業されているお客様と
お取引させていただいていることは
まことに幸福なことだと実感いたしました。

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水無月

6月になりました。

6月は、「水無月(みなづき)」といいます。

意味は
「酷暑で日照りが続き、水が枯れてしまう月」
ということだそうです。

6月といえば「梅雨」なのになぜ?と思われますが
ここでいう6月とは、旧暦の6月のことです。
今年の旧6月は、7月8日から8月6日です。
まさに、梅雨が明けて、真夏の氣候になるころです。

現代の日本は、新暦で生活しつつも
旧暦の言葉が活きています。

たとえば

「新春」は、現代では1月1日ですが、本来は旧正月なので
だいたい、1月下旬から2月中旬ころに該当します。

「五月晴れ」とは、ゴールデンウイークのころの、
カラっと晴れた晴天のことではなく
梅雨の合間に晴れたときの、強烈な夏空のことをいいます。

古典や和歌・短歌・俳句に出てくる季語については
「旧暦」を把握していないと、意味がわからないものがたくさんあります。

せっかく、自然に恵まれて、
四季の表情が豊かな日本で生まれて生活しているのですから
「新暦」のカレンダーで生活しつつも
「旧暦」を意識してみてはいかがでしょうか?

「旧暦」は
弊社のように、シーズン性がある商品を取り扱っている企業には
不可欠な知識だと思っておりますが
一般の皆様におかれましても
「旧暦」の知識をもつことは
生活に、たくさんのプラスをもたらしてくれるのではないかと思います。

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