4月のソウル

韓国のソウルに、出張してきました。
今年になって二回目の訪韓です。

自分のパスポートは、
いつのまにか、スタンプがぎっしりですが
数個を除いて、ほとんどが「羽田」と「金浦」のものです。

今回は、ちょうど桜が満開でした。

暑くも寒くもなく
心もち、空氣がひんやりしておりました。

今頃のソウルは、一年で最も快適なのかもしれません。

ソウルは、日本より湿度が低いので、緑が弱いと感じます。
そのために、秋の山は、荒涼としていて
自分としては、ちょっとさびしく感じてしまいます。

そのため、春に行くのがおすすめです。

自分がソウルに行き始めたころは
「冬のソナタ」がヒットして、いわゆる「韓流ブーム」に
火がついたころでした。

ここ数年の、円安・ウオン高によって
ソウルへの日本人観光客はピークになり
いっときは、ソウル中心エリアのホテルは
予約が困難なほどでした。

しかし、昨年、イ・ミョンバク大統領が、竹島に上陸したうえで
天皇陛下に、訪韓して謝罪を求めた発言により
韓国ブームも、ブレーキがかかってしまったようです。

加えて、円安・ウオン高になりつつあるので
日本からの、特に中高年女性の観光客が減っているようです。

マスコミは、
「30~40%ダウンであり、韓流ブームは終わった。」
と報道しています。

韓国は、政権末期に、大統領が反日発言をするのが恒例ですが
それが原因で、せっかくのムードに水をさしたとしたら
もったいないことだなと感じます。

中心街の、明洞は、あいかわらずにぎやかですが
たしかに、日本人が減って、中国人が増えたと実感します。

明洞の教会前に、行列ができておりました。
何かな?と思ったら「ミョンドン・コロッケ」だそうです。
韓国には、日本のようなコロッケがないそうで
珍しいようです。

明洞にある、自分が知っている範疇で
もっともレートの良い両替屋さんのレートです。

たしかに、ちょっと前は、15のレベルだったわけだから
それに比べれば、急に円安がすすんだ感があります。
しかし、ノ・ムヒョン大統領時代に、
7・4というレートだったこともありますので
それを忘れたかのように、為替によるコストアップを言われても
ちょっと違和感を感じます。

円とウオンのレートは、基本的に1:10と言われていますので
自分は、まだ、ちょっと、円のレートが有利だと解釈しています。

ソウルに行って、違和感を感じるのが
本屋さんをほとんど見かけないということです。
日本の都市であれば、大型の書店から、街の中小書店
最近では、中古の書籍店舗チェーンなど
さまざまなスタイルの本屋さんが、そこらじゅうにありますが
明洞を歩いていても、ほとんど本屋さんはありません。
韓国は、超学歴社会にもかかわらず
あまり本を読まないということでしょうか?

ソウル駅に至る地下道にて、本屋さんを見かけましたので
画像にとってみました。
それくらい、珍しいということです。

ソウル駅の前で、天理教の人をみかけました。
宗教関係の人は、どこでもたくましいなと思います。

ソウル駅に隣接して、大きなロッテ・マート(スーパー)がありますが
新たに、ロッテのアウトレットができておりました。

内容に関しては、
日本のアウトレットモールを体験してしまった後では
わざわざ日本から行くというレベルではないと感じます。

ソウルは、治安が良いので、安心して歩ける街です。

ごくごく狭いエリアのことしか知りませんが
いつも変化があって活氣があふれており、
元氣にさせてくれるところです。

良い意味で垢抜けないでいただきたいものだと感じます。

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