暑さ寒さも彼岸まで

お彼岸が過ぎて、急に春めいてきました。

今年は寒かったうえに、
2月に、二度にわたって記録的な大雪が降ったので
春は遅くなるのかな?と思いましたが
自然とは、よくできているもので
暦どおりに、季節は移行してきました。

弊社「いちきゅう専科」では
冬物商品⇒春のお彼岸の入りまでにいれかえ
夏物商品⇒秋のお彼岸の入りまでにいれかえ
ということを基本に考えています。

今年は、冬物商品いれかえ作業に加えて
4月1日からの消費税率変更の対応がありましたので
あわただしい3月となりました。

いれかえ作業をやっていると
四季がある日本で、
季節商品を取り扱っている弊社においては
「こよみ」をしっかり把握しておくことが
重要ということを実感させられます。

今年の旧暦は
春・夏・秋は昨年より、約10日早い。
旧9月に閏月がはいるので、秋が長い。
そのため、冬は昨年より、約20日遅い
となっています。

残暑が厳しいことが予測されますので
夏物商品の処理を、
間違わないようにしなくてはと考えています。

以前、房総半島を担当していたとき
3月に、ひとりで車を運転していたら
カーラジオから、
ジャズサックスプレーヤーである坂田明さんが
「早春賦」を演奏しているのが聴こえてきて
急に涙が出て、とまらなくなったことがありました。

春は、厳しい寒さを乗り越えたあとにやってきますので
特別な感情がわきあがるのかもしれません。

日本人が、梅や桜を愛するのは
そういうことに原因があるのかもしれないと感じます。

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