便利な世の中になりましたが

先月、腕時計のバンドが切れてしまい
購入した、某大手量販店に修理にもって行きました。

単に、バンドのパーツをリンクしている
ピンが折れただけだったので
すぐに直るだろうと思っていたら
「ここでは直せないから
メーカーにおくるので、少し時間がかかる。」
とのお返事でした。

しばらくたって、連絡をいただき
「メーカーからの連絡で
部品が無いため、バンドの交換が必要であり
1万3千円ほどかかるが、どうしますか?」
とのことでした。

さすがに、そんなお金を出すのはいかがなものか?
と感じたので、いったん返していただき
街の時計店で相談してみることにしました。

浜松に出張したときに
駅ビルの1Fに時計店がありましたので
聞いてみたら、料金は216円で、
修理にかかった所要時間は、5分たらずでした。

世界の一流メーカーが、自社製品にもかかわらず
たった一本の部品がなくて「直せない」と言ったのに
なぜ、こうも簡単で、しかも安価で修理できるのか
ちょっと、不思議に感じました。

次にこのような事例です。

仕事のときは、ワイシャツにネクタイなので
秋冬は、ニットベストを着ていますが
会社で支給されたものが、ボロになったため
新調しようと思いました。

ところが
「紳士モノ・ムジの紺かクロ・お値ごろ」で
しかも、「前開きのVえり」という
もっともベーシックだと思われる商品が
どこを探しても売っていないのです。

ブランドもののカシミヤ素材であるとか
前開きでなく、かぶりタイプとかはあるのに
なんで、こんなシンプルなアイテムが無いのだろうと
不思議になりました。

結局、都内の大手現金問屋さんに行ったら
ようやく見つけましたが
それでも、本来欲しかった値段よりも
2ランクぐらい高めの上代設定でした。

最近は、
コンビニはアタリマエのように24時間営業だし
インターネットで注文したら
代引きで翌日に届いたりと
ものすごく便利になった反面で
買い物やサービスを受けることが
以前よりもたいへんになったものが、
いろいろあるように感じます。

買いにくくなったもののひとつとして
「お値ごろで氣がきいた
地域の中高年対象のお洋服」
というものがあります。

カジュアルのお店は、どんどん増えており
シニア世代やシルバー世代の皆さまは
どんどん元氣になっているのに
反比例して、
中高年対象のお店は、目に見えて減っております。

当社は
「中高年の皆さまにお元氣になっていただく
商品とサービスを開発する」
というのが、会社のミッションです。

現場をよく見て
「あってよかった商品&サービス」
を、どこにそのようにご提案していくのかを
日々考えていきたいと思います。

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