熊本地震

4月13日(水)から16日(土)の四日間にわたり
九州の福岡と佐賀エリアに出張しました。

14日(木)の夜に
福岡市内の日帰り温泉様にて、
作業をおこなっておりましたら
いきなり携帯電話の警報が鳴り響きました。

間髪いれず、強い地震がきて
売店のお菓子が、バタバタと崩れました。

地震は、熊本だったようですが
震度7という声が聞こえましたので
そんな馬鹿なと思いました。

しかし、ホテルに帰ってテレビをつけると
熊本は、大きな揺れで
かなりの被害が出ていると報道されておりました。

被害の中心である、益城には
弊社のお客様がありますので
翌日お見舞いの電話を入れたところ
「施設は大丈夫だが、
水がとまってしまっているので
休業している。」
ということでした。

15日(金)は、余震もなく
一日行動して、佐賀県のホテルで寝ておりましたら
夜中の1時半ころにまた、
携帯電話の警報が鳴り響きました。

目をさました直後に、大きな揺れがきて
テレビをつけると
佐賀県でも、震度5とのことでした。

泊まっていたのが
新築2年のホテルだったので
心配はしていなかったのですが
そこから明け方の4時40分まで
合計7回にわたって携帯電話が鳴り響き
震度3~5レベルの地震が
断続的にやってきましたので
ほとんど眠ることができませんでした。

朝になって、少し落ちついたようなので
朝食をいただきに下りようとしたら
エレベーターは止まっておりました。

朝食会場に行くと
ガスが止まっているということで
お味噌汁はありませんでした。

テレビを見ると
被害が拡大していて、
新幹線や高速道路が機能しておらず
当日、訪問する予定の場所でも
避難している人がいるとのことでした。

今後、さらに大きな地震がきて
空港が封鎖されたら
帰ってくることができないと判断して
業務を切り上げて、
無事に帰宅することを
最優先に行動することにしました。

佐賀も福岡も
特に混乱は感じられませんでしたが
空港に着いてみると
新幹線と電車は止まっておりました。

夕方まで待っているわけにはいかないので
予約していた飛行機をキャンセルして
なるべく早い時間の空席がある飛行機で
帰ることにしました。

幸いにも、予想していた混雑も混乱もなく
すんなりと午前中の飛行機がとれましたので
無事に帰ってくることができました。

しかし、九州地方は
週があけて、火曜日になっても
大きな余震が続いているようなので
お客様やお取引先様の状況が
とても氣になります。

熊本・阿蘇エリアを訪問していたときに
必ず立ち寄って参拝していた
「阿蘇神社」は
今回の地震で、倒壊してしまったと
テレビで報道されておりました。

また、いつも通行していた
阿蘇大橋が落ちてしまい
いつも使用していたフェリーも
熊本の港が崩壊してしまったため
復旧の見通しが立っていないと聞いて
あらためて自然災害の恐ろしさを実感しました。

無事に帰ってくることができて
本当に良かったと思っています。

災害がきたときは
身の回りを見直すチャンスでもあります。

亡き父親が言っていたことは
「枕元に、非難グッズ一式を入れたリュックの他に
懐中電灯と靴を置いておけ。」
ということでした。

つまり、真夜中に地震がきて、停電したら
まったく身動きがとれないし
ガラスの破片を踏んでケガをしたら
移動できなくなるからということです。

自分が、他に実行していることは
いつも持ち歩いているカバンの中には
携帯電話の充電器
小型ラジオと換えの電池
懐中電灯
タオル
を常備しています。

熊本・大分を中心に
全九州エリアの一日も早い
復旧を願うと同時に
今一度、災害対策ができているかどうか?
見直してみたいと思います。

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