100%と0.06%

前週は、房総半島に出張してきました。
帰宅したのが、連休初日の土曜日だったので
道路が大渋滞しており
環八の東名インター付近から
関越道の嵐山のあたりまで、渋滞していました。
人が動き始めたなと実感しました。

今年にはいってから、毎月、房総半島に出張しています。
房総半島には、お客様として
ドラッグストアチェーン様の店舗があるからです。
自粛期間中も、全店で通常営業されており
中には、24時間営業のお店もあります。

注)通常営業は、行政からの要請と聞きました。

ドラッグストア様は、多品種・大量の商品を
限られた人数のスタッフ様で管理しておりますが
当社の商品は、定番の補充ではなく
季節性と売れ筋死に筋があって、
商品が変化していきますので
定期的に訪問して、手入れさせていただかないと
売り場が陳腐化して、ご迷惑をおかけすることになります。

さすがに4月ころの自粛要請期間中は、
どうしたものか?、一瞬、悩んだ時期もありました。

社外でご指導いただいている先生数名に相談しましたが
「あくまでも自粛要請であって、法的な禁止ではない。
 通常営業しているお客様を訪問して
 季節性がある商品の入れ替え作業をおこなうことは
 有用であり、急を要することだと思います。」
というご意見だったので、
感染対策に十分注意して、訪問し続けてきました。

2月から9月までで、
冬⇒春⇒夏⇒秋と
季節は三回入れ替わっています。
もし、この期間に訪問していなければ、
真夏で、気温38℃の店内に、
防寒の冬物商品が並んでいたことになります。

この状況の中で、毎月出張していると言うと
社外の人から、いろいろ質問されることがあります。

自分は、難しいことを考えておらず
ただ単に、「確率」で判断して行動しているだけです。

上記のとおりで、もし、訪問せずに、
売り場の入れ替えを放置して
お客様の売り場に合っていない状況となれば
先方から「不要」と判断されて、売り場は消滅します。
おそらく、その確率は、ほぼ100%だと思われます。
弊社の商品は、「あってよかった」を目指してはおりますが
「なくてはならない」ではなく
当社が特許をもって専売している
「ワン・アンド・オンリー」でもないからです。

対して、新型コロナウイルスに関しては
9月21日現在のデータによると
日本国内での感染者数は、累計で79,873人
同じく感染者の中での死亡者は、累計で1,520人
亡くなった人の平均年齢は79歳ということで
ほとんどの人に、基礎疾患があったとのことです。
日本の人口は、約1憶2500万人なので
感染者累計数の人口比率は0.06%ということになります。
しかも、自分は、死亡者の平均年齢より、20歳以上年下のうえ
幸運なことに、基礎疾患もありません。

つまり、0.06%のリスクのために
大切なお客様を、
ほぼ100%の確率で無くしてしまう考えかたと行動は
ナンセンスだと考えているからです。

これが、
「日本の人口の20%が感染して
 感染した人間の50%は、年代を問わず死に至る」
という現実だったとしたら
考えかたも行動も違っていたと思います。

自分は、高齢の母親と同居していますので
「感染」と「健康管理」に関しては
おそらく、周辺の、同年代の人の誰よりも
意識して、情報収集して、実行していると自負しています。

今後も、現実を見極めたうえで
やるべきことを、しっかりと実行していく所存です。

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