自分は、幼少期から「気管支」が弱く
季節の変わり目には「気管支炎」を発症することがあります。
半世紀も、同じ症状を体験していると
だいたい様相がわかるので
中学生以後は、病院に行くこともなく
昨今は、市販の漢方薬を飲んで
痰が切れて、咳が鎮まるのを待つだけです。
今回は、発熱があったので
こんなご時世だから、出勤と出張はひかえて
自宅の部屋に閉じこもって、静養しました。
いちおうは気になるので
備蓄してあったキットで検査したところ
陰性でありました。
噂に聞いていた、
Covid19・オミクロン株に感染⇒発症時の
自覚症状は皆無だったので
心配はしておりませんでしたが
二年間以上「37・5℃以上はNG」
ということを、毎度毎度聞かされ続けると
その数値を超えた場合は
やはりドキドキするものです。
今回、実感したことで
皆さまにもお伝えしたいことがあります。
それは
「もし、水銀式の体温計があるならば
ぜひ大切にしておくべきである。」
ということです。
昨今の、電子式体温計は
ほんの数秒で検温できるし
デジタル表示だから見やすいし
ということで
検温に、最低5分はかかり
しかも、表示が見にくい水銀式は
なかなか使用していないのではないかと思います。
しかし、「水銀式体温計」には
以下の、重要な特長があります。
①正確に検温できる
最低5分以上と、検温に時間はかかりますが、
特に発熱時は、自分の体温を、正確に把握することができます。
電子式は、検温ごとに数値が上下したりするので
どれが正しい数値なのか?わかりにくく、不安になります。
②割らなければ、半永久的に使える。
電子式の体温計は、小さな電池で駆動しています。
いざ使おうと思ったとき、バッテリー切れしていたとしたら
予備の電池は備蓄してありますか?
ボタン式の電池は、種類が多岐にわたっているので
特殊な型の電池だと、店頭でなかなか見つからないものがあります。
また、電池があったとしても、ケースを開けるのに
小さなドライバーが必要になる場合があります。
工具は持っていますか?
さらに、昨今では、乳幼児が食べてしまって危険だということで
そもそも電池交換ができないタイプのものもあります。
だとしたら、新品の体温計を備蓄しておかないと
いざ発熱したときに、検温できなくて、
たいへん不安な状態になると思われます。
反面で、水銀式の体温計は
ガラス部分を破損しないかぎりにおいて
ほぼ、半永久的に使用することができます。
それも、特別な注意や技術が必要なのではなくて
ケースに入れて、薬箱に収納しておくだけです。
コロナ禍騒動は、まだ続くようですから
もし、水銀式体温計を見つけたら
以上のことから、今後も大切に保管することをおすすめします。
よく言われますが
「デジタル」で「オートマチック」なものは
一見便利なようであるが
意外とトラブルに弱く
トラブルが発生すると、不便なものである。
「アナログ」で「マニュアル」なものは
手間がかかって、不便なようであるが
トラブルには強いので
もしものときは、思ったより頼りになる。
ということの実例かもしれません。