1%未満の時代に「36.3%」

最近、小さなことに感心しました。

「日本全体で、現在1%未満の比率のものが
 36.3%だったからです。」

内容を、以下、説明します。

弊社の道向かいに「トヨタ」様の販売店があります。

「4月入社の新入生研修会があるので
 一か月、クルマを
 弊社敷地内に駐車させてほしい。」
と相談されたので
いろいろお世話になっているご縁なので
了解いたしました。

4月1日に、クルマが11台社内に停まっており
すべて「トヨタ車」なのはもちろんですが

注)この部分を「本人の自由」「本人の権利」
 と主張される人は、自分とは、考え方が合いません。

そのうちの4台が「マニュアル車」だったのです。
つまり、クラッチ付きの3ペダル仕様車です。

11分の4=36.3%なのが、上記の数値です。

昨今の日本では、新たに免許証を取得する人の大半が
「AT限定」だそうです。

そして、日本国内の道路を走っているクルマは
トラックなどを含めても
99%以上がAT車だそうです。

しかも、時代は「EV化」がトレンドで
ガソリンエンジンが
近い将来に、生産終了とか言われています

そんな環境の中で
新卒の若い世代のグループが
小さな分母ではありますが
36.3%も「MT車」を所有しているというのは
驚くべき数値だと思うのであります。

自分は、あえて「MT車」を所有して乗っていますが
(理由は「楽しくて好きだから」)
自分の知り合いで、MT車に乗っているのは
自分を含めて、たった3人しかいません。

20代の、若い世代で
「1%に対して36.3%」というのは
「わざわざ選んだ」ということであり
よほど「好き」だからとしか考えられません。

「クルマ」に対して、
他者よりも「思い入れ」と「こだわり」があって
なによりも「クルマが好き」だから
「クルマの販売店」に就職したんだろうな
と想像しています。

自分も、就職して、新人のころに
結果が出せなくて悩んでいるとき
先輩と、お酒の席にて
「仕事ができるようになるには
 好きな仕事に就くか?
 今やっている仕事を好きになるか?
 どちらかしかない。
 もし、不本意ながら
 好きでもない仕事に就いたのだとしたら
 好きになるように努力しろ。」
とご指導いただいたことを思い出しました。

トヨタ様が
なぜ世界ナンバーワンのクルマメーカーなのか?
なんとなくわかったような氣がしました。

「1%未満しかいない時代に、
 なんと36.3%もいる現場がある。」
という事実を目撃して
自分も
「今よりもっと、自分の仕事を好きになろう。」
と強く思いました。

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