相対しないとできないこと

コロナ禍騒動が始まってから
今までに体験したことがないような社会情勢になり
一年以上が経過しました。

自分が社会人になって
繊維流通業界の一員となったころは
グローバル化による、低価格志向がスタートしたころでした
韓国・中国・台湾などでの生産から始まって
昨今では、アセアン諸国まで生産地が拡大したため
自分も、これまでに、数多い機会、海外に出張してきました。

今となっては、繊維流通業界では
海外での生産無しということは
考えられない状況となっていましたが
昨年は、海外渡航がストップという事態になったので
この30年間に構築されてきたしくみが
見直しということになりました。

もちろん、リモートやオンラインで、やりとりはできますが
繊維製品の場合は
色柄は、できれば太陽光の下でナマで見ないとわからないし
生地の風合いや重量感は、実際に触ってみないとわからないし
商品サンプルを、羽織ったうえで感じたことを、
微修正していくことは、立ち会わないと
ニュアンスが伝わらないのでできないし
なので、最近の提案商品は、過去の焼き直しが多く
新しいものの提案が少なくなったと感じます。

やはり、重要なことを決定するには
相対でないとできないことが多いということを
コロナ禍騒動で実感させられました。

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