都内は「マスクバブル」が崩壊したそうです

連休明けの都内に、日帰り出張しました。

問屋街の浅草橋駅におりたら
そこらじゅうの店頭で
「箱入りサージカルマスク」
=使い捨て医療用不織布マスク
が、山積みで売られていました。

ドラッグストア・スーパー・コンビニなど
従来定番として陳列されていた店舗の棚は
未だに欠品しているものの
売っていたお店は
雑貨屋さん
原石ショップさん
衣料品店さん
ラーメン屋さん
外食チェーンさん
タピオカ屋さん
催事屋さんの臨時ワゴン
などなど、それこそ、なんでもありで
どこでも乱売状態でありました。

おもしろかったのは
あるコンビニの棚には、
入荷未定で棚が空っぽなのに
店内のワゴンで、山積み販売されていたことでした。

問屋街を歩いていると
幹線道路に、大型のコンテナトレーラーが駐車して
多くの中国人が、大量の段ボールケースを
荷下ろししていました。
道に積まれたケースを見ると
すべて「マスク」でした。

地元の流通事情に詳しい、お取引先社長に聞いたら
「ある中国人輸入業者は、この一か月で、
 都内問屋街にて、マスクを二千万枚(!)売りさばいた。」
「都内問屋街は、一か月前がマスク需要のピークで
 半月前に、マスクバブルは崩壊した。
 そのために、ありとあらゆるところで乱売状態になっており
 在庫を抱えている業者は、投げ売りをしている。」
「正規の中国マスクメーカー以外の工場が、
 急きょ、生産したマスクも流通しているので
 必ず現品を確認してオーダーしないと、不良品もある。」
「従来の、ドラッグストアなどのルートは
 上代が安いうえに、品質チェックが厳しいので
 現在の乱売状態が収まらないと
 マスクは、店頭に並ばないと思われる。」
とのことです。

都内の一部地域では「マスクバブル」がはじけて
山積みで販売されております。
反面で、帰宅してみたら、高崎では、
一部では見かけるようになったものの
従来の売り場では、未だに欠品状態で品薄という
たいへん、歪な状態です。

早く、日常でアタリマエのアイテムは
アタリマエに買える状態に戻ってほしいものです。

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