第21回盛和塾世界大会

7月17日(水)・18日(木)の二日間にわたって開催された
「第21回・盛和塾世界大会」に出席しました。

場所は、前回に引き続き、「パシフィコ横浜国際会議場」です。

せっかくの機会でありますので
代休をいただいて、夫婦で参加させていただきました。
(注・費用は、すべて個人負担です。)

稲盛和夫塾長は、日本航空(JAL)の再建を委託されて
会長をつとめた結果
初年度で黒字化
二年目には過去最高の利益
三年目には再上場
という、まさに奇跡の経営再建を成し遂げられましたので
「稲盛経営哲学」は、今まで以上に、
日本のみならず、世界で注目されているようです。

最近、書店に行くと、たくさんの関連書籍を見かけますので
ご本人から、経営の原点を教えていただく機会を与えられているのは
なんと幸せなことなのだろうと感じます。

そういうこともあってか、今回は世界中の68塾から
(日本・中国・台湾・アメリカ・ブラジル)
4,345人の塾生が集まりました。

この会議場は、5000人収容だそうなので
来年は、募集制限があるかもしれません。

開会前には、恒例のカレーライスをいただきました。

昼食後、ちょっと時間があったので
隣の会場で開催されていた
「マンモス展」を観てきました。

なかなかの見ごたえでしたので
ツイておりました。

出席者は、なにせ、4,345人ですから
会場の各所に用意された飲み物も、膨大な量です。

盛和塾では、勉強会とコンパがセットというのが基本です。

巨大な展示会場で
熱氣あふれるコンパが開催されました。

全国各地で、同じ志をもった、
各業界の経営者の皆様とご縁をいただくのは
とても刺激になるし、ありがたいことです。

二日目にいただいたお弁当です。

今回も、8名の塾生の経営体験発表と
稲盛塾長の講話を拝聴させていただきました。

今回、最優秀賞となった塾生のかたは
香川県の小豆島で、オリーブ農園を経営されているかたでした。

家族とパートさん1名で、年商8千万円だった農園を
従業員126名・売り上げ41億円・経常利益6億円に
発展させたという発表でした。

「自分の仕事は、現在の日本の縮図だと感じるので
 今後は、農業を立て直すことによって、観光を再生し
 ゆくゆくは、1千億円企業を目指したい。」
と語っておられました。

発表を聞いた後、魂が震えるような衝撃と感動を受けて
しばらく、身体が動きませんでした。

それぞれ仕事には、
順風満帆な環境など、準備されているはずがなく
与えられた仕事を、「天命」であると受けとめて
大きな夢・ポジティブな精神・明るく素直な人格をもち
地道に、誰よりも努力と工夫する以外にない。
そして、毎日ひたむきに精進することによってのみ
偉大なる結果を生み出すことができるのだということを
改めて教えられたような衝撃をうけました。

この塾生は、奇しくも、自分と同じ歳です。

おそらく、ローカルの島で、農業を営むよりは
弊社のほうが、恵まれた環境にあるのだと思います。

しかし、にもかかわらず、売り上げ規模が
弊社は、四分の一しかありません。

これは、いかに、努力も工夫も勉強もしていないかという証明であり
痛烈に反省させられました。

まだまだ、やるべきことは山積です。

できることからひとつずつ、
確実に実行していくことを、心に決めました。

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