ビブレ高崎店

高崎駅西口駅前にある
ビブレ高崎店様が、閉店セールを開催しています。

38年前、まだ自分が小学生のときに
ニチイ高崎店としてオープンしたときのことは
今でも、よく覚えています。

当時は、高崎駅西口から、スズランに至るまでの間に
ニチイ・ダイエー・高島屋・藤五伊勢丹
ビビ・新星堂などが、次々に開店と閉店を繰り返して
とにかく活氣がありました。

流通変革の時代になって
ニチイ高崎店様がマイカル様のサティ様になり
やがて、ビブレ様に変わっていきましたが
地方の小売店舗が、全国で軒並み苦戦している中で
高崎ビブレ様は、数少ない成功事例として
流通業界でも、有名なお店でありました。

渋谷の109が全盛だった当時は
ビブレ様の、特にギャル系ショップが集まっていた4Fなどは
勢いに圧倒されて、フロアを歩くのが、こわかったくらいです。

いっとき、商圏が半径50キロとも言われており
都内のほうが近いのに、大宮あたりからも
休日は、女の子が遊びに来ていたようです。

お正月の初売りのときは、
前日から、建物を幾重にも囲む行列ができて
高崎駅前の、新年の、恒例の風景でもありました。

今回、閉店セールをおこなっているのは
西口駅前に、イオン様が出店するのだそうで
そこに吸収ということのようです。

たしかに、イオン様ができれば、
食料品や実用品の大きな売場がありますので
高崎駅周辺は便利になり
東口のヤマダデンキ様との相乗効果で
高崎駅周辺は、にぎやかになるのだと思われます。

しかし、イオン様は、巨大な店舗が、すでに郊外にありますし
全国のどこに行っても、同じ店舗を見ることができます。

厳しい環境にもかかわらず、
独自性を発揮してがんばっていたお店がなくなり
そのあとに、どこにでもある巨大な売場ができることについて
ちょっとさびしいと感じるのは、自分だけなのでしょうか?

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