ナガミヒナゲシ

「芒種」をむかえましたので
植物の生育に勢いが出てくるころです。

問屋町の、山が好きな先輩から
ちょっと、氣になる情報を耳にしました。

「ナガミヒナゲシ」という植物があるのですが
実は、外来植物で
日本の植物生態系にとって
かなり危険な存在なのだそうです。

道路の植え込みに
春先、
透明感のある
キレイなオレンジ色の花を咲かせます。

おそらく、画像を見れば
ほとんどの人が知っていると思います。

花が落ちて、実がなるとこんな感じです。

この植物の、どこがそんなに危険かというと
繁殖力がものすごいのだそうです。

たしかに、
アスファルトの裂け目に咲いているのを
見た記憶があります。

大きな実ではありませんが
粉のように小さな種子が千粒も入っていて
大きい株だと、15万粒も種子があるそうです。

また、やっかいなことに
ケシの仲間なので、毒性物質をもっていて
他の植物の生育を阻害するため
タンポポでさえも駆逐してしまうのだそうです。

ゆえに、ひとたび実がなると
雨水に流されて、爆発的に拡散するので
ネットの情報では
日本在住の植物が、全て駆逐されるのでは?
と危惧する声もあるようです。

自宅周辺を見ていたら
けっこうあちこちに生えていました。

根が短いようなので
株をぬくのは簡単です。

今後は、注意して見て
もし見つけたら、駆除しようと思います。

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