盛和塾最後の世界大会に参加しました

盛和塾の世界大会に参加してきました。

盛和塾とは、京セラとKDDIの創業者であり
JAL再生を、会長として実行した
稲盛和夫様が主催する、経営塾です。

日本だけでなく、世界中に塾生が居り
総数で1万5千人だそうです。

近年では、稲盛和夫様の著書は
日本国内よりも、中国のほうが
販売部数が多いのだそうです。

そんな盛和塾ですが、本年末で解散となりました。

理由は、稲盛塾長が87歳というご高齢で
体力的に継続が困難だからです。

今までも、ご本人が、
「盛和塾は、自分一代限りのもので
自分ができなくなったら終了」
と、繰り返し言われておりました。

「もし、仲間で勉強会を継続したいのであれば
そのときは、「稲盛和夫」「盛和塾」という言葉は使わず
別の組織としておこなうように。」
と、言われていると聴いたことがあります。

たしかに、稲盛和夫様以外の人が語ると
必ず別の人の言葉になってしまいますので
それはしかたがないことなのかと思います。

四半世紀にわたって、
年一回開催されてきた「全国大会」は
どんどん規模が大きくなって
いつのころからか「世界大会」と呼称が変わりました。

最近では、奥様同伴で参加していましたが
今回は、最後の大会ということもあり
塾生本人のみ受付となっておりました。

最後なので、参加させていただきましたが
世界中から集まった塾生は4700人でした。

このお弁当をいただくのも、今回が最後となります。

稲盛塾長は、欠席でしたが
二日間にわたって、六名の塾生から
壮絶なる体験発表をいただきました。

特に、グランドフィナーレとなった
六人目の経営体験発表は
あまりにもすさまじくて
途中から、涙が止まりませんでした。

自分も、21世紀と平成を振り返ると
いろんなことがあり
嫌なことや、つらいことや、苦しいことのほうが
圧倒的に多かったと思っていましたが
自分の苦労なんて、チョロいもんなのであり
努力しているうちにも入らないということが
痛感させられた二日間でした。

自分が、盛和塾に入塾させていただいたのが
1996年ですから、23年間も在籍しています。

入塾当時は、群馬支部で一番の若手でありましたが
いつのまにか、中堅塾生となっておりました。

そのわりには、幽霊塾生の万年落第生で
一歩も進級できなかったことは
ただひたすら、赤面する思いです。

稲盛塾長最後のご講演は、代読ではありましたが
今までに繰り返しご指導いただいた内容ですが
心に突き刺さるものでした。

「塾生皆さんのやるべきことは
皆さんの会社に所属している、
全従業員の皆さまの
物心両面の幸せを実現することです。
そのために必要なこととは
正しいことを思って、心を高めて
何より、計数管理は、しっかりしたうえで
誰よりも努力して、良い業績の会社にすることです。
実は、この世は
美しい心で、ど真剣に努力すれば
宇宙の法則が後押しして
必ず成功するようにできているのです。
じっさいに、私がそうでしたので
体験者として申し上げるのです。
ぜひ、私の言葉を信じて
毎日、一生懸命精進して、素晴らしい会社をつくって
世の中に貢献してください。」

手つかずの宿題は、山積みで残っております。
これから死ぬまでかけてど真剣に勉強しなおして、
やるべきことから実践して
23年間のうちに、自分を追い抜いていった皆さんに
少しでも近づくよう、精進いたします。

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