誰にも負けない努力をする

弊社は、3階の裏側に「お稲荷様」があります。

在社しているときは、毎朝、お水を替えた後に参拝していますが
コンクリートの裂け目スペースに、何かの芽が出てきています。

おそらく、種子が風で飛んできたものか
もしくは、種子が鳥のフンに含まれていたのかわかりませんが
こういう風景を見ると、植物の生命力に感心させられます。

経営と人生についてご指導いただいた
京セラ・KDDI・JALの、稲盛和夫様の言葉を思い出しました。

経営の基本である
「経営の原点12箇条」の第4項目が
『誰にも負けない努力をする』
というものでした。

以下、ご指導の概要です。

地球上に生きている、すべての生物は
まさに「弱肉強食」の環境で生活している。
そのために、一瞬も氣を抜くことなく
自分の生命と、種族の継続のために
生命が続く限りにおいて
まさに死に物狂いで、全身全霊で努力して生きている。
自分が過酷な条件の元に生まれてきたとしても
文句を言うものなど、どこにもいない。
なぜならば、文句を言っているヒマなどあるわけがないので
与えられた環境の中で、どうやって生きていくか?
ということ以外に、選択肢が無いからである。
道路のアスファルトのすき間から
雑草が生えているのを、よく見かけるが
その植物にとって、そんな条件と環境が、生育に適しているはずがない。
しかし、そこに種が落ちてしまったということは
その環境で生きていく以外に、選択肢はなく
環境に負けたら、枯れて死滅するだけのことである。
つまり、生きるために必死で努力をするということは
地球上に生きる、すべての生命体に課せられた真理なのである。
ところが、人間だけが例外となっている。
われわれには、先人たちの努力の結果、
文明というものがあるので、その恩恵で
ボーっとしていても
サボっていても、即座に淘汰されることはないのである。
その結果、自分が選んだ仕事でさえも
できないのを、環境や条件のせいにしており
中には、やる前から、できないいいわけを述べたりしている。
これは、地球上の生物の真理に反しているのである。
地球上に生きるものとしては
世のため、他人様のため、地球環境のために
自分ができうる限りの、最大限の努力をして毎日生きるのが
本来の姿である。
仕事にしても、自分の生活にしても
「誰にも負けない努力をする」ということは
生きているものなら、
やるべきことではなく
やらなくてはいけないこと
なのである。

というような内容だったと思います。

わが身を振り返ってみると
地球上の生物の真理に合った生活をしているとは思えないので
この草は除去せずに残しておいて
毎日見ることによって、励みにしたいと思います。

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