9月30日(火)の、地元新聞一面記事は
弊社にとって、衝撃的な内容でした。
概要は
「衣類と履物の一人当たりの購入金額が
バブル期と比較して
47都道府県すべてにおいて半減した。」
というものでした。
購入点数は、年間で17点から12点ということで
5点減ったということです。
つまり、二か月に一点、
購入する点数が減ったのに対して
年間での購入金額は半減ということは
一品あたりの単価が
大幅に下落したということになります。
また、その中でも履物類については
減少率が7.5%にとどまっているとのことなので
お買い上げ金額減少している大半が、
衣料品ということかと思われます。
特に、某市においては
月次購入金額の平均が
2292円だとのことです。
弊社「1900専科」の商品は
一枚あたり、税込2090円です。
スタートした当初は
「激安のワンプライスコーナー」
ということで、全国に広がりました。
ゆえに、消費の現場では
「いかに、衣料品を買っていないか?」
「高額商品が売れないか」
ということになります。
思い返してみると
自分が繊維業界に入ったのが
昭和63年でしたので
まさに「バブル」手前の好景気でした。
当時「金ボタンの紺ブレブーム」があり
残った生機(色染前の生地)は
とりあえず紺に染めたら売れるものの
金ボタンが手配できなくて
製品をつくるのに
金ボタンの入荷待ちという状況でした。
勤務していた企業でも
事務系の女子は
「紺ブレ」で通勤している人が多く
当然、紺のブレザーに合わせたコーディネートなので
今思えば、会社に着てくる衣類と靴に
「しっかり意識して、おカネをかけていた。」
という印象があります。
しかし、上記のデータに合わせて考えると
コロナ禍明けの昨今では
都内に出張しても
「バブル期のように
スーツにヒールで出勤するOLさん」
は減ったと感じます。
都内の繊維問屋街に行っても
この10年間で、
大手の繊維問屋が数件クローズして
弊社のお取引先様も
かなり減りました。
問屋が減るということは
小売屋も減るということです。
衣料品をとりまく環境が
原料メーカーから小売りまで
大きく変わってしまったことは
日々の中で感じていましたが
具体的な数字で提示されると
改めて激変したことを思い知らされます。
「売れない」ではなく
「従来ルートでは流通していない」
「従来ルートでは買わない・買っていない」
という現状にて
「ナニを・どこで・どうやって」
ご提案したらよいのか
しっかり考えていかねばと感じます。