お風呂考察

仕事がら、いろんなエリアに出張させていただいておりますが
宿泊するときは、なるべく「大浴場」があるホテル様を選んでいます。

そういう意味では、温泉ホテル様とお取引きさせていただいているのは
たいへんありがたいことです。

長距離運転や、長時間列車に乗った後は
思っていた以上に疲労がたまっているものですが
お風呂に入ると、翌日の調子がまったく違います。

日本人は「お風呂」好きと言われていますが
「お風呂」の効能というのは
思っている以上に、いろいろあるのだそうです。

以下、列記してみます。

「身体を温める」
身体を温めることによって、体温が上昇する=免疫力が上がる
血流が良くなるという効果があるそうです。

「身体に水圧がかかる」
特に下半身に、疲労性の物質が蓄積されるようですが
水圧をかけることによって、疲労性物質が血管に押し出されて
体外に排出されるそうです。
また、膀胱と大腸が圧縮されることによって
大小便の排出が促されるそうです。

「身体に浮力がかかる」
人間の身体は、寝ているときであっても重力によるストレスを受けている。
水中で浮力がかかると、重力のストレスから開放されて
リラックス効果を得ることができる。

「暑いお風呂(43℃以上)に入ると造血・再生・免疫作用がある」
暑いお風呂(43℃以上)に入ると、脳は全身が火傷したという判断をして
身体を護るために、全身に、火傷したときの対応指示の信号を発信する。
その結果、皮膚の再生作用。造血作用。免疫作用が向上する。

「身体を洗って清潔を保つ」ということは
あくまでも、お風呂に入る目的がいろいろある中でのひとつで
それ自体が目的ではないのだそうです。
加えていうと、ナイロン製のタオルで、界面活性剤入りのボディーソープで
身体をごしごし擦るのは、皮膚の油脂を削り取っていることになり
乾燥肌の原因になるそうです。
激しいスポーツをして大汗をかいたり
野外作業で泥だらけによごれたりしていないのならば
無添加の天然素材の固形せっけんを使い
洗うのは、菌や脂が発生するような箇所
すなわち、頭髪。わきの下。陰部。足くらいで十分であり
その他の部分は、水をタオルでふきとるくらいで十分だそうです。

昨今は、シャワーのみで過ごす人も増えており
街の銭湯も少なくなりました。

自分の経験では、銭湯のお風呂というのは
かなり熱くて、湯船に入るのに苦労したものです。

『銭湯の熱いお湯に入る機会が少なくなるのに比例して
 「ガン」にかかる人の割合が増えてきた』
という自説をネットで紹介しているお医者様もおります。

「お風呂」の価値を見直して
できるだけ、熱いお風呂に、
全身しっかりとつかることを意識してみようと思います。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。