「旧暦」の知識は役に立ちます

8月25日は、旧暦の7月7日です。
つまり、この日は「旧七夕」です。

弊社は、先代会長の時代に
「シーズン性がある商品を取り扱っている以上
 旧暦の知識は有効だ」
という考え方のもと、勉強会をおこなってきました。

明治以前の書籍に書かれている季節は
すべて旧暦記述につき
旧暦の知識がないと、歴史小説などは、違和感を感じます。

例えば、「五月晴れ」という言葉は
新暦の現代では、
「初夏になったゴールデンウイークのころの
紫外線が強くなった日ざしの晴天」
というイメージです。
しかし、旧暦の時代だと、
五月とは、現代の6月で、梅雨時ですから
「梅雨空の合間に晴れた真夏の空」
のことをいいます。
まったく違う意味になるのです。

また、体感する季節感においても
旧暦のほうが、実体に合っているように感じます。

現代社会は「新暦」を基に動いていますが
そこに「旧暦」の季節感を加えることによって
さらに、バランス感覚が良くなるように思います。

古くから続いてきた情報は
現代社会の中でも、けっして無駄なものではありません。

「旧暦」の仕組みは、難しい内容ではありませんので
意識して、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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