「ライフスタイルEXPO」に行ってきました

7月2日の金曜日は
東京・お台場「ビッグサイト」にて開催された
「ライフスタイルEXPO」に行ってきました。

前年は、新型コロナウイルス感染騒動のため
春が中止となり
秋に開催されて、
9月4日に訪問したと記録が残っています。

当時は、地元のイベント開催の是非について
初めての事態につき、
委員会で、判断することができず
もっと、はるかに大規模で、
しかも都内で開催されるイベントが
どのようにやっているのか?という
視察の意味合いもありました。

前年は、東京都知事が、毎日のように
「都内への移動自粛」
をアピールしていた時期でもありましたので
現場は、物々しい雰囲氣でありました。

今回は、東京オリンピックとの兼ね合いもあって
いつもの「国際展示場」ではなく
「青海展示棟」での開催となっていました。

前年は、
◆館内のコンビニと飲食店は全てクローズ
◆駐車場入り口で検温チェックあり
◆行列は2メートル間隔
◆館内入場には、マスク着用・検温・手指の消毒必要
◆入場者数を電光掲示板が提示しており
 一定数が入場したら、ゲートがクローズされて入場者数制限あり
◆外国人は、出展者・来場者ともに、ほぼゼロ
◆ブースは、そこらじゅうが空いていた
 ⇒申し込んであった出展者が東京なので来場とりやめ
◆最終日だったということもあり、館内に入場者はまばら
などでありました。
特に印象深かったことが
◆提案アイテムに「コロナ化対策」グッズばかりが目立った
 ということです。
 つまり、広い館内を見渡しても
 アイテムなら「マスク」「消毒液」「アクリル板」「体温測定器」
 ソフトウエアであるなら「リモートワーク対応ソフト」
 ばかりが目立ち「今の世の中は、これしか無いのか?」と
 とても嫌な気持ちになったものでした。

これに対して今回は
◇館内の店舗は、通常営業していた。
◇マスク・検温・手指の消毒は必須だが
 ソーシャルディスタンスや、三密に対する制限は
 大幅に緩和されていた。入場制限も無し。
◇少なかったものの、外国人も見かけた。
◇ブースの空きは、ごくわずかだった。
◇最終日だったが、館内は盛況であり
 通路には、歩きにくいくらいの来場者が来ていた。
ということでありました。
そして、肝心の商品提案についてですが
もちろん「コロナ禍対策アイテム」もそこそこありましたが
それ以上に、多くの出展者が、各ブースにて
独自の商品やサービスについて
熱くアピールしているのが印象的でした。

前年は
都知事や専門有識者やマスコミに、ナニを言われたとしても
自分たちの仕事を守ろうという目的で
「継続して開催されてきたイベントを途切らせないために
 どんな形であっても、なんとしてもイベントを実行する。」
という、主催者や出展者の皆さまの
意地や執念というものを感じました。
今回は
「一年間の空白を取り戻すために
 前向きに貪欲に商売する」
という熱気を感じました。

「やらない理由」「できない理由」というものは
何万通りでも考えることができますが
「やる」と決めて
実際に行動することこそが、次への何かを生み出すのだ
ということを、強く実感した一日でした。

商人とは、
泥まみれになっても、商売をする気概が必要で
そうでなければ、商売などできないし
商売などやろうと思わないほうがよい
ということを教えていただいた展示会でした。

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントは受け付けていません。