「こよみ」で見た2021年とは

弊社におきましては、先代の時代から
「旧暦」による季節の移行について、意識しています。

なぜかというと、
弊社は、「衣料品」と「生鮮食料品」を販売しておりますが
ともに、「季節性」「陽氣の変化」が重要な要素となるからです。

「実際の陽氣」と「季節感」について検討するには
「新暦」でなく、「旧暦」の知識が不可欠だと考えています。

年末が近くなりましたので
来年度、すなわち2021年・令和参年度の旧暦について
確認しておこうと思います。

旧暦では
春⇒1・2・3月
夏⇒4・5・6月
秋⇒7・8・9月
冬⇒10・11・12月
となっておりますが
新暦の日付けに置き換えて記述すると

春⇒2月12日~5月11日
つまり
◇旧正月は2月12日。
 前年が1月25日だったので、約18日遅く「春」がスタートする
 =2020年は冬が長く寒い。

夏⇒5月12日~8月7日
つまり
◇GWは、未だ「春」である。
 前年は「夏」のスタートが4月23日だったので、GWは「夏」だった。
◇前年は、閏4月があったので、夏が長かった。
 来年は無いので、前年より夏が短い。

秋⇒8月8日~11月4日
つまり
◇前年は、閏4月があった=4月が二回あったので
 夏が長く、秋が遅かった。来年は秋の訪れが早い。

冬⇒11月5日~1月31日
つまり
◇再来年=2022年の旧正月は2月1日である。
 上記のとおり、2021年より12日早く「春」になる。
となっています。

「旧暦によるこよみ」が全てではありませんが
こよみから見た2021・令和参年とは
◆春と夏のスタートは、前年に比べて約18日遅い。
◆GWは、未だ「春」である。
◆春と夏の到来は遅いが、秋は前年より11日早い。
 つまり、前年よりも夏が短い=残暑が短いので
 寒くなるのが早い。
ということになります。

旧暦について「知識」「情報」として知っておくのは
決してムダにはならないと考えておりますので
ぜひ、参考にしてみてください。

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