いまどきの若いモンは

「今どきの若いモンは」というお小言や愚痴は
過去からずっと続けられておりますが
自分は、なるべく使わないようにしています。
時代によって、文化や習慣が変化していくのは
ごくごく当たり前なことだし
何よりも、この言葉を口にすると
自分自身が、ものすごく「としより」になったように感じるからです。

そんな前提で、最近、
「いまどきの若いモンは」と感じたことがありました。

出張のとき、キップなどを手配するため
駅の窓口や、旅行会社に行くのですが
対応してくれるのは、ほぼ全員が自分よりも年下で
新人さんともなると、自分の子ども以下の場合もあります。

領収書をお願いするのに、名前をメモ書きして渡すのですが
若い人だと、ほとんどが読めないので、聞き返されることがしばしばです。
自分は、元々、字が下手なうえに
ここ数年、右手首の腱鞘炎だから
さらに字が下手になったのかなと、少々がっかりしたものでした。

しかし、他人から依頼された紙を持って行って依頼しても
同様に読めないのです。

聞き返されるのが不快なので
昨今は、カタカナで書いて渡すのですが
それでも読めないことがあるのです。

なんでかな?と思っていたら
こんなことがありました。

飛行機のチケットを依頼しに
旅行会社様に行ったら、応対したのは
新人さんで、研修中と書かれていました。

飛行機の場合は、名前の登録が必要なので
上記のことから、念のために名刺を渡したら
発券されてチケットは、
名前の記述が「YOSINO TAITI」になっていました。

海外出張ではなかったので、問題ないとは思いつつも
パスポートの表記だと「YOSHINO TAICHI」なので
念のため、再発券していただきました。

そこで思ったことは
「今どきの若いモンは、
 ものごころついたときから、パソコンやケータイがアタリマエなので
 文字を書くよりも、キーボードを入力することが中心だから
 他人が書いた字を読むことに、慣れてないのかな?」
ということです。

時代の流れと言ってしまえばそれまでですが
手書きの「字」も、立派な個性でありますので
下手ながらも、ていねいに字を書くことが
今の時代に、逆に価値があるのかもと感じさせられました。

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